失語症でお困りの方へ。退院したら失語症のリハビリは終わり?知っておきたい“外来リハビリ”という選択肢

脳卒中などで入院中に失語症のリハビリを受けていた方の中には「退院したらリハビリは終わり」と思っている方も少なくありません。
退院後も言語聴覚士によるリハビリで回復の効果があるとされる報告もあります。(文献はこちら)
失語症の方が退院後困りやすいこと5選

①家族との会話がうまくいかない
「言いたいことは頭に浮かんでいるのに、言葉が出てこない」「家族にうまく伝わらない」など、身近な人との会話で困ることがあります。
②病院・薬局・お店などで、自分のことを伝えにくい
症状を説明したり、薬について質問したり、店員さんに欲しいものを伝えたり…。退院すると「自分の意思を相手に伝える」場面が一気に増えます。
③電話やスマートフォンでのやりとりが難しい
電話は表情やジェスチャーが使えないので、失語症の方にとって難しいコミュニケーション場面の一つ。予約や問い合わせ、家族・友人との電話などで困ることがあります。
④友人や地域の人との会話に参加しづらい
「何を話したらいいかわからない」「言葉が出て来なくて会話に入れない」など、社会とのコミュニケーションに不安を感じることも。
⑤仕事や社会生活への復帰に不安がある
仕事に戻りたいと思っていても、会話・電話・読み書き・メールなど仕事に必要なコミュニケーションに不安を感じるとこがあります。
外来リハビリではどんなことをするの?
失語症による困りごとは、一人ひとり異なります。
そのため、まずは言語聴覚士が「どんな場面で困っているのか」「何が原因で上手く伝えられないのか」を詳しく評価します。

そのうえで、「言葉が思い出せない」、「会話が続かない」、「相手の話を理解しづらい」、「文字の読み書きが難しい」など、その方の症状や目標に合わせたリハビリを行います。
また、リハビリ室で訓練をするだけでなく、実際の生活で困っている場面を想定した練習や、ご自宅でも取り組める方法をご提案することも大切にしています。(外来リハビリのご案内はこちら)
訪問リハビリが終わっても、言葉のリハビリは続けられます!
当院の失語症のリハビリでは、”外来リハビリ”・”訪問リハビリ”・”自費でのオンラインリハビリ”をご利用いただけます。
外来リハビリでは、「介護度が軽くなって訪問リハビリが終了した」という方でもクリニックに通院していただき、ゴール設定を決めた上での医療保険での言語聴覚士による個別言語訓練を受けることができます。自費であれば、お一人おひとりのご希望やニーズに合わせて、必要な期間・回数で柔軟にご利用いただけます。
また、通院が難しい方には、自費になりますがオンラインでのリハビリもご相談いただけます。(ご案内はこちら)
失語症の方とオンラインリハビリで継続的に行うことで改善が見られた症例も報告されています。(文献はこちら)

失語症は「もう良くならない?」と思っている方へ
いわゆる「慢性期」と言われる時期でも、失語症状に合った適切な言語治療を継続することで、言語機能に回復を示す可能性が高いことを報告されています。(文献はこちら)
お一人お一人の症状や生活に合わせて、無理なくリハビリを続けていける方法を一緒に考えます。
一度、言語聴覚士にご相談ください☆(ご相談はこちら☎)