脳神経外科とは
「脳神経外科」や「脳外科」と聞くと、なんだか怖い印象があるかもしれません。頭の手術をする、脳の手術をする専門の科、という印象があり、ちょっと怖い、できればかかりたくない、というのが本音かもしれません。
実際、脳神経外科は、脳や神経系の病気、そして頭のけが治療をする専門の医療分野ですので、脳卒中や脳腫瘍、そして交通事故など重篤な疾患の患者様も対象にしています。院長である林もこれらの手術やICU治療についてこれまで多くの経験をしてきました。

一方、重篤な病気になる前に、軽い症状でも早期診断できると早く治療に取り組めたり、生活習慣の改善が期待できることがあります。
例えば「頭痛」は最もよくある症状の一つで、皆さん誰しも経験したことがあるかと思います。ほとんどの場合は軽微な頭痛で、風邪の後の頭痛であったり、頭をぶつけた後の脳しんとうの症状としての頭痛であり、痛み止めの内服で問題ないことも多いです。しかしながらその中に、脳の血管が痛んでいたり(椎骨動脈解離)、実はくも膜下出血であったりすることもあります。また「片頭痛」や「筋緊張性頭痛」と診断されていても、適切な治療を受けていないために我慢して生活しているという方もたくさんいらっしゃいます。
「手足のしびれ」もよくある症状の一つですが、原因をきちんと突き詰めて適切な治療をすることで、治せることも多いですし、さらに重篤な状態になるのを食い止めることも可能です。
当院では脳神経外科専門医による診療で、丁寧で確かな診療を行いますので、安心してご来院ください。皆様に気軽に受診していただける、身近な脳神経外科クリニックを目指しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
どういうときに受診するの?
よくある症状
- 頭痛で日常生活に支障が出ている
- めまい
- 手足がしびれる
- 頭を強く打って嘔吐した、具合が悪くなった
- 突然の頭、首の痛み
- もの忘れがある
- 歩きづらい
- ろれつが回らない