※予約状況により、検査が当日中にできない場合もございます。

MRI検査とは？

頭痛の治療、めまいの治療、しびれの治療、様々な機会にMRI検査を体験したことがある方も多いのではないでしょうか？MRI（磁気共鳴画像法）は、強力な磁石と電波を用いて、体の内部を詳細な画像で映し出す検査です。X線 CTのように放射線を使いませんので、妊婦さんやお子様も安心して受けることができます。

MRI検査でわかること

【部位別解説】

MRIは、体の内部を詳しく調べるための画像検査です。強力な磁石と電波を使い、放射線を浴びずに安全に検査できます。

脳のMRI検査でわかること

• 脳卒中の早期発見: 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中を早期に発見し、迅速な治療につなげることができます。
• 脳血管の異常: 脳動脈の狭窄や、脳動脈瘤といった破裂すると脳出血を起こす可能性のある病気を発見できます。
• 脳腫瘍の診断: 脳腫瘍の有無や、その大きさ、位置を詳しく調べることができます。
• 脳の病気の進行状況: 脳萎縮や水頭症など、脳の病気の進行状況を評価し、治療効果を判定することができます。
• 認知症の原因究明: アルツハイマー病などの認知症の原因となる脳の異常を詳しく調べることができます。

脊椎のMRI検査でわかること

• 首の痛みや痺れの原因究明: 頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症など、首の痛みや痺れの原因となる病気を見つけることができます。
• 腰痛の原因究明: 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの腰痛の原因となる病気を見つけることができます。
• 脊髄の病気: 脊髄腫瘍や、脊髄の炎症など、脊髄の病気を見つけることができます。
• 骨の病気: 骨の骨折や、変形性疾患などの骨の病気を見つけることができます。
• 軟部組織の異常: 腱や靭帯の損傷など、軟部組織の異常を見つけることができます。

当院ではMRI Bone Imagingを取り入れています。
MRIのBone Imagingでは、CTで描出できるような骨の情報に加えて、腱や靭帯などが高信号に描出されます。特に腰椎分離症の評価に有用です。
繰り返しフォローが必要な場合は被ばくのないMRIが適切と考えています。

その他のMRI検査でわかること

• 腹部: 肝臓、膵臓、腎臓などの臓器の病気、腹部大動脈瘤など
• 骨盤部: 子宮、卵巣、前立腺などの臓器の病気
• 四肢: 関節の炎症、骨折、腫瘍など

当院のMRI

【AIと高速スキャンで、より快適に、短時間で】

当院ではCanon社製の『AI技術搭載 1.5テスラMRI』を導入しています。この装置は、従来のMRI装置と比べて、以下のような特徴を持っています。

1. AIによる高画質化と短時間検査

• AIの力で高画質画像を短時間で: AIによるディープラーニング技術を活用することで、従来よりも短時間で、高品質な画像を取得できます。これにより、患者様の負担を軽減し、よりスムーズな検査を実現しています。
• 検査時間の短縮: 従来のMRI検査では20～30分程度かかっていた検査時間が、当院の装置では5～15分程度に短縮されました。

2. 静音設計で快適な検査

• 静音設計でストレスフリー: キャノン独自の静音設計により、従来のMRI装置に比べて大幅に騒音を低減しました。検査中の騒音によるストレスを軽減し、リラックスした状態で検査を受けていただけます。

3. 高速スキャン技術で効率的な検査

• 高速スキャン技術で効率アップ: 高速スキャン技術を搭載することで、より多くの情報を短時間で取得できます。これにより、検査の効率化が図られ、患者様の待ち時間を短縮することができます。

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MRI検査のイメージが変わります！

【当院のMRIは、短時間で、静かに、高画質】

「MRI検査は時間がかかって大変」「音がうるさくて怖い」といったイメージをお持ちではありませんか？
当院では、患者様の声に耳を傾け、最新のAI技術を搭載したMRI装置を導入することで、これらの悩みを解消しました。

当院のMRI検査の3つの特徴

1. 短時間で検査完了！待ち時間の短縮

• 従来のMRI検査より圧倒的に短い検査時間: 当院のMRI装置は、AIによる高速処理技術を搭載しているため、従来のMRI検査に比べて検査時間を大幅に短縮しました。
• 待ち時間の軽減: 検査時間の短縮により、待ち時間も少なく、お忙しい方でもスムーズに検査を受けていただけます。

2.静音設計で快適な検査

• 静音モード搭載: MRI検査特有の大きな騒音を大幅に軽減しました。
• リラックスした状態で検査: 静かな環境で検査を受けることができるため、 閉所恐怖症の方やお子様も安心して検査を受けていただけます。

当院のMRI装置は、静音化技術により、音の伝わりを減少し、従来より静かな検査環境を実現しております。
（撮像内容に依存する技術であるため、すべての撮像を静音化することは困難です。）

3. 高画質画像で正確な診断

• AIによる高画質化: 最新のAI技術により、高品質な画像を短時間で取得できます。
• 大学病院と同等の高性能: 大学病院をはじめとする大病院で導入されているものと同等な高性能な画像を提供します。
• 早期発見・早期治療に繋がる: 高画質画像により、より正確な診断が可能となり、早期発見・早期治療に繋がります。

大学病院をはじめとした大病院で導入されているものと同等な高性能。

優しさを＋（プラス）MRI検査をもっと快適に！患者様一人ひとりに合わせた検査を

当院では、MRI検査の快適性を追求し、様々な工夫を凝らしています。患者様一人ひとりの不安や身体的な特徴に合わせて、最適な検査を提供いたします。

狭いところが苦手な方、お子様へ

• ヘッドコイル不要で安心: 頭部検査においては、閉塞感の原因となるヘッドコイルを装着せずに検査できるようになりました。これにより、狭いところが苦手な方やお子様も、よりリラックスして検査を受けていただけます。
• 視界を遮らず、圧迫感軽減: ヘッドコイルを使用しないことで、視界が遮られることなく、圧迫感を感じにくい状態で検査を受けることができます。

視界を遮らず、圧迫感の軽減

音が苦手な方、お子様へ

• 静音設計と音楽でリラックス: MRI検査特有の大きな音は、静音設計とヘッドホンから流れる音楽によって軽減されます。
• お付き添いも安心: お子様の場合、保護者の方と一緒に検査室に入室し、手を繋ぎながら検査を行うことも可能です。
• 体位調整で快適な検査: コイルチルト機能を使用することで、円背の方や首の痛みが強い方など、体位に制限のある方でも快適な姿勢で検査を受けることができます。

仰向けがつらい方、首が痛む方へ

コイルチルト機能を用いることで、円背の方や首の痛みが強い方の負担を軽減できます。

Mvision health 導入

『寝たきり』になる原因は、約半数が脳疾患　※2022年 国民生活基礎調査の概況より

健康に長生きするためには、認知症と脳卒中に罹患しないようにすることが重要で、そのためには「脳の健康管理」が大切となります。

当院では、脳MRI画像を分析する、脳健康度AI解析を導入しています。
認知機能低下の原因と言われる『脳萎縮』、脳卒中や認知機能低下に関与すると言われる『脳白質病変』について測定しその程度を知ることが出来ます。

自身の脳の状態を把握することで、将来の認知機能低下や脳卒中予防につなげいただけるよう活用していただければと思います。

結果は、詳細なレポートでご報告

MRI検査の流れ

来院・受付　（予約の有無に関わらず受診いただけます）

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診察

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検査準備

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MRI検査

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即日結果説明

MRI検査の注意点

MRI検査を受けられない方

以下の方はMRI検査を受けられませんので、事前に担当者にお知らせください。

• 心臓ペースメーカーなどの刺激電極を装着されている方
• 脳動脈瘤クリップがあり、非磁性体である確認がとれない方
  （クリップの種類によっては検査可能）
• 人工中耳、人工中耳の方

その他、わからないことがあればスタッフにお問い合わせください。

MRI検査の際に注意を要する方

• 手術経験があり体内金属が入っている方
  （金属の種類・部位によっては検査可能）
• 閉所恐怖症の方
  （リラックスして検査が受けられるようご提案させていただきます）
• 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
  （MRIが胎児に有害であるという報告はありません。2016年に発表された論文では「MRI検査を受けなかった妊婦さんの子供と比較して、成長や発生異常、ガン発生率などに大きな差はなかった」と報告されました。
  妊娠中にMRI検査を希望される場合には、医師にご相談ください。）
• 入れ墨やタトゥー、アートメイクは変色や火傷の可能性があります。
  検査を希望する場合は医師と相談の上、ご了承いただいたのちに行います。

その他、わからないことがあればスタッフにお問い合わせください。

MRI検査室に持ち込めないもの

• 体内金属チェックを問診にて行います。
• 検査部位に関係なく、MRI検査室には次のものを身に着けて入室することができません。（必要に応じ検査着に着替えて入室します。）

金属類	メガネ、鍵、アクセサリー（ピアス、ネックレスなど）、ヘアピン、入れ歯、コルセット、ベルトなど
機械・磁気カード類	時計、補聴器、携帯電話、suica等ICカード、財布など
その他	禁煙補助薬（ニコチネルTTS）、冠動脈の拡張薬（ニトロダームTTS）、カラーコンタクト、マグネットネイル、エレキバン、湿布、カイロ、トレーニング用ウェイトなど

• コンタクトレンズケースをご持参していただくか、眼鏡での来院をお願いします。
• 禁煙補助薬（ニコチネルTTS）、冠動脈の拡張薬（ニトロダームTTS）を貼付中の方は、予備を持参してください。
• マグネットネイルやジェルネイルを付けたままMRI検査を施行すると、火傷をしたり、ネイル部分に火花が発生したり、磁力に引っ張られてネイルが剥離することがあります。

【MRI検査に関する、よくある質問】

MRIの検査時間はどのくらいですか？

検査する部位や内容によって異なりますが、頭の検査の場合、通常約10分程度です。

MRI検査は痛みますか？

MRI検査自体は痛みを伴いません。ただし、検査中は静止している必要があるため、体の一部が痺れる場合があります。

検査中に中断してもらいたい場合、どうすればいいですか？

検査中は呼び出しブザーをお渡しします。ご用の際は押していただければすぐに検査を中断して担当者が駆け付けます。

MRI検査の前日は何か注意することはありますか？

特に何も注意することはありません。いつも通りお過ごしください。

MRI検査でわかることと、CT検査でわかることは何が違いますか？

CTとMRIは、どちらも体の内部を画像で調べる検査ですが、得意なところが違います。CTは、X線を使って骨や肺などの組織を詳しく調べます。MRIは、磁石を使って脳や筋肉などの柔らかい組織を詳しく調べます。CTとMRIは、それぞれ得意な部分があり、どちらが適しているかは、目的や症状によって異なります。

医療関係者の方へ

当院では、他医療機関様からのご依頼によるMRI検査を承っています。
MRI検査を行うことで、より質の高い医療につなげるお手伝いができればと考えています。

検査を行い、読影結果もご報告させていただきます。
頭部以外の撮影、読影も可能です。所定の

1. MRI・問診票
2. MRI・依頼票（診療情報提供書）

をご持参の上、お越しください。

事前に電話（03-5747-9280）にて予約いただけますよう、お願いいたします。

検査結果について

検査結果はCD-Rで用意いたします。
頭部画像に関する読影は、脳神経外科医である院長が行い、早急にレポートを作成します。
頭部以外の部位や読影を要する頭部画像については、放射線科医に読影を依頼し、結果は数日後にお返しいたします。

当院MRIで可能な頭部以外の撮影部位

脊椎・四肢などの整形外科領域、膵管胆嚢検査（MRCP）などの腹部検査、骨盤腔の検査（前立腺・子宮・卵巣）、下肢MRAなど可能です。

以下の点についてはご了承ください。

• 造影検査は実施しておりません。
• 心臓MRIおよび乳癌検査は行えません。
• 2部位の同日検査は行えません。
• 検査内容や患者様の状態によって、シーケンス内容は変更する場合があります。

ご予約から検査まで

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