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後頭部の激痛・首の付け根のズキズキに潜む危険な病気とは?左側/右側の片側頭痛にも要注意!

頭痛 後頭部

「後頭部や首の付け根がズキズキ痛む」「首から頭にかけて急に重い感じがする」──特に片側(左側・右側)に強い痛みがある。そんな症状に悩んでいませんか?

特に突然起こった首の後ろの痛みは、「ただの肩こり」や「寝違え」では済まされない危険な病気のサインである可能性があります。

頭痛は多くの人が経験しますが、後頭部から首の付け根にかけての痛みには、命に関わる重大な疾患が隠れていることもあります。

本記事では、脳神経外科の専門的な視点から:

  • 後頭部・首の付け根の頭痛の原因(よくあるものから危険なものまで)
  • ズキズキ痛の代表格「後頭神経痛」とは?
  • 【冬に注意】寒さが関係する危険な頭痛
  • MRI検査の必要性と早期発見のメリット
  • 今すぐ受診すべき症状(受診目安)

を詳しく解説します。「様子見」で手遅れになる前に、正しい知識と行動を身につけましょう。

目次

  1. 後頭部の頭痛・首の付け根がズキズキ痛む原因とは?
  2. 命に関わる「危険な後頭部頭痛」のサインと緊急疾患
  3. 後頭部 頭痛(ズキズキ)の治し方・セルフケア
  4. 【冬に注意】寒さで悪化する後頭部の頭痛に注意
  5. MRI検査を受けるべき後頭部頭痛のチェックリスト
  6. 後頭部の痛みの原因を明確にすることが何より大切
  7. よくある質問(FAQ)
  8. 受診を迷うあなたへ
  9. クリニック情報

後頭部の頭痛・首の付け根がズキズキ痛む原因とは?

まずは、多くの人が経験する一般的な頭痛の原因を知りましょう。これらは生活習慣の改善や適切な薬で対応できることが多いです。

筋緊張性頭痛(首の付け根から後頭部の重い痛み)

  • 特徴:
    • 長時間のデスクワークやスマホ操作、姿勢不良によって首や肩の筋肉が緊張し、後頭部から首の付け根にかけて重い痛みや圧迫感が出る。 ズキズキというより、締め付けられるような痛み。
  • ポイント
    • 日本人の頭痛で最も多く、慢性的に続くことが多い。姿勢の改善や温めることで楽になる傾向があります。

後頭神経痛(頭痛が後頭部の左側・右側にズキズキ出るとき)

  • 特徴
    • 後頭部の片側(左側または右側)が、ズキズキ、または電気が走るような刺すような痛みが突発的に現れる。 首の付け根(毛の生え際あたり)を押すと痛みが誘発されやすい。
  • ポイント
    • 多くは首の神経が圧迫されて起こります。痛みは強いが、命に関わる病気ではないことが多い。 ただし、「椎骨動脈解離」と間違われやすいため注意が必要です。

片頭痛(後頭部からこめかみにかけてズキズキ)

  • 特徴
    • 後頭部〜こめかみにかけて脈打つようなズキズキとした痛み。吐き気や光・音への過敏を伴う。
  • ポイント
    • 20〜40代女性に多い。後頭部から始まることも少なくなく、体を動かすと痛みが強くなる傾向があります。

命に関わる「危険な後頭部頭痛」のサインと緊急疾患

「いつもの頭痛」と明らかに違う、「人生で一番ひどい痛み」や「突然の激痛」は、緊急性の高い疾患が原因である可能性が高いです。これらの症状を見逃さないでください。

「今までにない片側の激痛」は椎骨動脈解離の可能性

【左側・右側の後頭部の激痛に注意!】

  • 症状
    • 後頭部や首の付け根の片側(左側・右側)に、「今までに経験したことのない強い痛み」が突然出る。 首を動かすと痛みが強くなることがある。
  • 危険性
    • 血管の壁が裂ける病気で、進行すると脳梗塞を起こします。若年層でも発症し、「寝違え」や「後頭神経痛」と間違われやすいのが特徴。 MRI(MRA)検査での診断が必須です。

バットで殴られたような痛み=くも膜下出血・脳出血

  • 症状
    • 突然の激しい頭痛(雷鳴頭痛)。しばしば吐き気、嘔吐、意識障害、けいれんを伴う。
  • 危険性
    • 緊急性が極めて高い。一刻を争う事態であり、すぐに救急車を要請する必要があります。

長引く後頭部のズキズキ痛み+しびれ=脳腫瘍の可能性

  • 症状
    • 後頭部の痛みが徐々に悪化。特に起床時に強い痛みが出やすい。吐き気や視覚異常、手足のしびれ、麻痺など、何らかの神経症状を伴う。
  • 危険性
    • 長引く痛みと神経症状の進行は要注意。MRIでの精密検査が必要です。

後頭部のズキズキする頭痛の治し方・セルフケア

「後頭部 頭痛 ズキズキ 治し方」を求めている方は、まず原因をはっきりさせることが重要です。 危険な病気が除外された後、以下の「治し方」を実践しましょう。

痛みのタイプ対処法ポイント
重い・締め付けられる(筋緊張型)温める・ストレッチ首や肩をホットタオルで温め、血行促進。長時間同じ姿勢を避ける。
ズキズキ・刺すような痛み(後頭神経痛)冷やしすぎない・姿勢の改善首の神経を圧迫しない姿勢を意識。マッサージのしすぎはNG。
脈打つズキズキ(片頭痛)安静・冷却光や音を避け、静かな場所で休む。痛む部分を冷やす。

病院での専門的治療とMRI検査の重要性

原因が特定された後、以下のような治療が行われます。

  • 筋緊張性頭痛/後頭神経痛: 筋弛緩薬・鎮痛剤・神経ブロック注射
  • 片頭痛: トリプタン製剤・CGRP関連薬
  • 高血圧性頭痛: 降圧薬での血圧コントロール

MRIで安全を確認することが、治療選択の第一歩です。

【冬に注意】寒さで悪化する後頭部の頭痛に注意

冬の急激な温度変化は、血管に大きな負担をかけ、危険な頭痛を引き起こす原因となります。特に以下の疾患は冬に発症が増える傾向にあります。

高血圧による後頭部の重い頭痛

  • 特徴
    • 血圧が急上昇した際に起こる後頭部の重い痛み。動悸・めまいを伴うことも。
  • ポイント
    • 寒い時期は血管が収縮し、血圧が上がりやすいです。高血圧の持病がある方は、頭痛と合わせて血圧コントロールに注意が必要です。

くも膜下出血・脳出血(冬場に多発する危険な頭痛)

  • 特徴
    • 突然の激しい頭痛。寒暖差による血圧変動がリスクを高める。
  • ポイント
    • 寒暖差による血圧の乱高下は、血管に大きな負担をかけ、くも膜下出血や脳出血のリスクを高めることが分かっています。暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動するなど、急な温度変化に注意しましょう。

MRI検査を受けるべき後頭部頭痛のチェックリスト

「様子見」をせず、早期に脳神経外科または頭痛専門外来を受診すべき症状をまとめました。一つでも該当する場合は、すぐに専門医に相談してください。

緊急度症状チェックリスト
特急突然、人生で一番の激しい頭痛が起きた(救急車を!)
「これまでにない」種類の強い後頭部・首の付け根の痛みが出た
吐き気・嘔吐、めまい、手足のしびれ・麻痺、物が二重に見えるなど神経症状を伴う
数日〜数週間、痛みが徐々に悪化している
高血圧や動脈硬化、糖尿病などの持病がある
痛みで夜中に目が覚める、または数日以上続く後頭部のズキズキが改善しない

後頭部の痛みの原因を明確にすることが何より大切

後頭部・首の付け根の痛みは「筋緊張性頭痛」や「後頭神経痛」が多いですが、 中には椎骨動脈解離・くも膜下出血など命に関わる病気も潜んでいます。

特に片側の激しい痛み(左側/右側)は注意。 MRI検査で脳や血管の状態を確認することが、安全への第一歩です。


よくある質問(FAQ)

後頭部のズキズキした痛みは肩こりが原因ですか?

ズキズキと刺すような痛みは「後頭神経痛」の可能性が高いです。肩こりが関与することもありますが、強い痛みはMRIで確認を。

MRIでは何が分かりますか?

動脈解離、動脈瘤、出血、腫瘍、小さな脳梗塞などが検出可能。頭痛原因の特定に最も有効です。

何科を受診すればいいですか?

脳神経外科または頭痛専門外来をおすすめします。MRIを設置しているクリニックが安心です。

受診を迷う方へ:あなたの頭痛は緊急ですか?

もし、この記事を読んで「不安」を感じたなら、それは受診すべきサインです。 「大丈夫だろう」ではなく、「原因をはっきりさせよう」という意識で、脳神経外科にご相談ください。 「治し方」は安全が確認されてから──まずはご自身の頭痛が安全かどうかを確認しましょう。


クリニック情報

けやき脳神経リハビリクリニック

院長:林 祥史(・日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医・日本脳血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医)
所在地:東京都目黒区下目黒2-14-13下目黒HAPPYビル1~3階(受付2階)
診療科目:脳神経外科・リハビリテーション科・内科
検査設備:MRI、レントゲン、超音波など
公式サイト:https://keyaki-nrc.com/