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 構音障害とは?失語症との違いって?

2026.08.04 ブログ

こんにちは。けやき脳神経リハビリクリニックの言語聴覚士です。

今回は「構音障害(こうおんしょうがい)」についてご紹介します。

構音障害とは

「最近、呂律(ろれつ)が回らないと言われるようになった」「言葉が聞き取りにくいと言われる」などの、話しづらさでお困りの方はいらっしゃいませんか?

その症状は、構音障害が原因かもしれません。

◆構音障害になるとどうなるの?

構音障害とは、口や舌、唇、あごなどをうまく動かすことが難しくなり、発音が不明瞭になる状態のことです。

「何を話したいか」は頭の中で考えられていても、その内容をはっきりと話すことが難しくなります。

構音障害と失語症は混同されることがありますが、異なる障害です。

失語症は、言葉を理解したり、思い出したり、適切に使ったりすることが難しくなる障害です。

一方、構音障害は「話し方」の障害であり、口や舌などを動かす機能の低下によって、言葉が不明瞭になる状態を指します。

実は、これらの器官は「話す」だけでなく「食べる・飲み込む(嚥下)」といった動きにも関わっているため、嚥下(えんげ)機能についてもあわせて評価が必要となる場合があります。(文献はこちら)

◆構音障害の原因

構音障害は、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患だけではなく、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの進行性神経疾患、また舌や口腔の手術後など、さまざまな原因で起こります。

原因によって症状や経過は異なるため、一人ひとりに合わせた評価とリハビリを行うことが大切です。(文献はこちら)

◆こんなことで困っていませんか?

・呂律(ろれつ)が回らない

・滑舌が悪くなった

・声が小さくなった、かすれてしまう

・口や舌が動かしにくい

・何度も聞き返される

・電話で相手に伝わりにくい

・外食で注文しづらい

・人と話すことが億劫になった

話しづらさは、日常生活や仕事、趣味などにも影響し、人とのコミュニケーションが減ってしまうこともあります。文献はこちら

言語聴覚士によるリハビリ

リハビリの内容は、原因や症状に合わせて一人ひとり異なります。

例えば、

  • 呼吸を整える練習
  • 声を出す練習
  • 唇や舌を動かす練習
  • 発音練習
  • 会話練習

などを行い、より話しやすくなることを目指します。

また、進行性神経疾患の方では、現在の話す力をできるだけ維持することや、その時々の状態に合わせたコミュニケーション方法を一緒に考えていくことも大切なリハビリです。

◆「もう時間が経っているから…」と諦めないでください

「最近話しづらくなった」

「家族から呂律が回っていないと言われた」

「よく聞き返される」

このような症状がありましたら、お気軽にご相談ください☆(リハビリテーション科案内はこちら