アートメイク MRIは受けられる?【眉・アイラインOK】火傷リスクと検査のポイント

「アートメイクや刺青があるけどMRI検査を受けられる?」
「眉アートやアイラインがあると断られると聞いて不安…」
このような疑問や不安から、頭痛・めまい・しびれなどの症状があっても検査をためらってしまう方は少なくありません。
結論から申し上げますと、アートメイクや刺青がある方でもMRI検査は可能です。
ただし、施術部位や色素の成分によっては注意が必要なケースもあります。特にアイラインや濃い色素では、まれに熱感(火傷様の違和感)や画像への影響が生じることがあります。
当院では、こうしたリスクを最小限に抑えるために1.5T MRIを採用し、事前確認と検査中のモニタリングを徹底しています。 「他院で断られた」「判断に迷っている」という方も含め、当日MRI検査が可能です。 症状がある場合は、自己判断で様子を見るよりも一度ご相談ください。
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この記事では、眉・アイラインなど部位別の注意点と、安全に検査を受けるためのポイントを分かりやすく解説します。
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検査当日の全体像を知りたい方は、こちらの[MRI検査の流れを完全解説|検査前の準備・当日の手順・注意点まで]をご覧ください。
MRI検査とアートメイクの関係
MRI(磁気共鳴画像)は、強い磁場を利用して体内を撮影する検査です。問題となるのは、アートメイクの色素に含まれる金属成分(特に鉄分)です。これが磁場に反応し、検査中に影響を及ぼす可能性があります。
MRI検査を受ける際の具体的なリスク
1. 皮膚への熱感
アートメイクの金属成分がMRIの磁場で熱を持つことで、施術部位に軽い熱感やチクチクとした刺激を感じることがあります。ただし、この症状は検査中もしくは終了後すぐに治まることがほとんどです。特に、施術から時間が経過している場合には金属成分が安定しており、リスクはさらに低下します。
2. 画像への乱れ(アーチファクト)
金属成分が磁場に影響を与え、MRI画像に「アーチファクト」と呼ばれる乱れが生じることがあります。これにより、施術部位周辺の画像がやや不鮮明になる場合があります。しかし、長年MRI業務に携わっていて、アートメイクの影響で画像が乱れて診断できないという事例には遭遇したことはありません。
詳細は【mriで金属があるとどうなる?|画像への影響】でも解説しています。
代表的な施術部位と注意点
アイライン
色素に含まれる金属成分が磁場で熱を持つ可能性があり、検査中に軽い熱感や刺激を感じる場合があります。ただし、この症状はごく軽度で、検査後に自然と治まることがほとんどです。また、アイラインアートメイクの場合、色素が目の周りにリング状に入ることが多く、磁場の影響で誘導電流が発生しやすくなります。このため、熱が生じやすく、やけどのリスクが高くなる可能性があります。目を閉じた状態で検査を受けることで、アートメイク部分が直線的になり、リスクを抑えることができます。

眉毛
眉毛のアートメイクでは、使用される色素がアイラインに比べて少し濃く、金属含有率が高い場合もあります。しかし、瞼ほど皮膚が薄くないため、熱感や刺激感はアイラインに比べて少ない傾向があります。
リップライン
唇に施されるリップラインは、使用する色素の種類によってMRI検査に影響を及ぼす可能性があります。
当院の1.5T MRI装置で安全性を確保
当院では、患者様の安全性と検査の質を最優先に考え、1.5T(テスラ)のMRI装置を採用しています。1.5T装置は、磁場が強い3T装置と比較して以下の点で優れ、より多くの方々に安心して検査を受けていただける環境を整えています。
刺青やアートメイクへの安全性
1.5T装置は、刺青やアートメイクに含まれる金属成分が磁場の影響で引き起こす熱感や刺激感を3Tよりも抑えることができます。これにより、こうした施術を受けた方でも、より安全に検査が可能です。
アーチファクト(画像の乱れ)が少ない
3T装置では磁場が強い分、金属成分による画像の乱れが起きやすい傾向があります。一方、1.5T装置はこの影響を軽減し、施術部位周辺の画像も鮮明に描出できます。
高画質な画像を提供する最新技術
一般的に3T装置は画質が優れているとされていますが、当院では最新のAI画像補正技術を導入し、1.5T装置でも3Tに匹敵する高精細な画像を実現しています。
※参考※
3Tと1.5Tを併せ持つ施設の中には、アートメイクや刺青がある場合、安全性を最優先に考え、1.5Tの装置に限定して検査を行っているところもあります。こうした選択肢は、患者様が安心して検査を受けられる環境を整えるための重要な配慮です。
アートメイクがある方のための配慮
事前の問診
アートメイクの施術部位や施術時期を詳しくお伺いします。施術から長期間経過している場合、金属成分が安定しているため、リスクがさらに低くなります。
検査中のモニタリング
MRI検査中は患者様の状態を丁寧に確認し、熱感や刺激を感じた場合はすぐに対応します。検査中はブザーをお持ちいただきますので、些細なことでも遠慮せずにお知らせください。
安全を重視した機器選定
当院では、AI技術による画質補正を活用することで、1.5T装置を用いながらも高画質な画像を提供し、安全性を確保しています。
アートメイク・刺青がある方へのアドバイス
安心して検査を受けていただくために、以下の点だけご確認いただければ幸いです。
① 予約時に「部位」と「時期」を簡単にお伝えください
事前に「眉のアートメイクがある」「数年前に入れた」などと教えていただければ、当日のご案内がよりスムーズになります。当院では日常的にアートメイクがある方の検査対応を行っておりますので、どうぞ気兼ねなくお伝えください。
② 違和感があれば、いつでもブザーでお知らせください
検査中に「少し熱いかも?」と感じた場合は、我慢せずにお手元のブザーを鳴らしてください。一度中断して様子を見たりすることで、安全に検査を進めることができます。スタッフが常に状況を確認していますので、安心してお任せください。
③ 刺青(タトゥー)がある方も、まずはご相談ください
刺青がある場合も、大きさや部位を確認した上で検査を行っています。他院で断られた経験がある方も、撮影できる場合があります。まずは現在の状況を気軽にお聞かせください。
関連記事:MRI検査とタトゥー・刺青(入れ墨)
よくある質問(FAQ)
アートメイクがあるとMRIは断られますか?
施設によっては安全性を考慮し一律で断る場合もありますが、すべてのケースで検査不可というわけではありません。当院では施術部位や状態を確認した上で、安全に配慮してMRI検査を行っています。
眉アートメイクだけでもMRIは受けられないことがありますか?
眉のみの場合でも施設によって判断は異なります。当院ではリスクを評価した上で検査可能ですので、まずはご相談ください。
アートメイクがあっても当日MRI検査は受けられますか?
はい、当院では事前確認の上で当日MRI検査が可能です。お急ぎの場合もご相談ください。
当院の想い

美容のためにMRIを、MRIのために美容を諦める必要はありません。どちらもうまく付き合いながら、美しく、そして健康でありたいですね。当院では、安全性を最優先に考えた環境と技術で、皆様が安心して検査を受けられるようサポートしています。不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
当院では当日MRI検査が可能です。
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関連リンク:
▶︎ [MRI検査の流れを完全解説|検査前の準備・当日の手順・注意点まで]
▶︎ [MRI検査時の服装は?検査前の注意点]
クリニック情報
けやき脳神経リハビリクリニック
院長:林 祥史(・日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医・日本脳血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医)
所在地:東京都目黒区下目黒2-14-13下目黒HAPPYビル1~3階(受付2階)
診療科目:脳神経外科・リハビリテーション科・内科
検査設備:MRI、レントゲン、超音波など
公式サイト:https://keyaki-nrc.com/