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頭痛:MRIが必要な訳~安全に頭痛薬を飲み、健康な毎日を~                    

2024.12.16

「頭痛があるからといって、すぐにMRI検査をしなければならないの?」

そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
この記事では、頭痛があるときにMRI検査が必要な理由を、詳しく解説します。MRI検査を受けることで、どんなメリットがあるのか、また、どのような場合に検査が必要なのかなど、あなたの疑問にお答えします。

なぜ頭痛でMRI検査が必要なの?

頭痛には、大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 一次性頭痛: 脳に異常がなく、生活習慣やストレスなどが原因で起こる頭痛(例:緊張型頭痛、片頭痛)
  • 二次性頭痛: 脳の病気(脳腫瘍、脳出血など)が原因で起こる頭痛

MRI検査を受けるメリット

命に関わる病気の早期発見

脳腫瘍、脳出血などの脳の病気だけでなく、脳血管の病気(脳動脈瘤、脳血管攣縮など)も早期発見できます。これらの病気は、放置すると脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性があります。

安全な治療

片頭痛の薬の中には、脳の血管に負担をかける可能性があるものがあります。MRI検査で脳の血管の状態を確認することで、安全に薬を使用することができます。

安心感

頭痛の原因がはっきりすることで、不安な気持ちから解放され、安心して治療を進める

どんな場合にMRI検査が必要?

・今まで経験したことのない激しい頭痛
・頭痛と同時に視力障害や吐き気、嘔吐、麻痺などの症状がある
・頭痛が頻繁に起こり、日常生活に支障が出る
・今まで効いていた頭痛薬が効かなくなった
いつもと違う頭痛
・片頭痛の発作が長引く、または頻繁に起こる
・ズキンズキンと脈打つような激しい頭痛

頭痛とMRI検査に関するよくある質問

・MRI検査は痛みますか?
  痛みを伴う検査ではありません。検査中は大きな音がしますが、耳栓やヘッドホンで軽減できます。
・MRI検査に時間がかかりますか?
  当院では脳の検査の場合約10分で検査可能です。当院は受診当日のMRI検査が可能です

 当院のMRIについてはこちら

頭痛は、日常生活に大きな影響を与える可能性のある症状です。頭痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。  

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